デーモンシステム

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私が母校の矯正科に入局した当時は、
まだ、歯科矯正治療は特殊な技能の一つで
あったように思います。
それでも、当時の大学医局の先輩達は、
ブラケットのダイレクトボンディングと
形状記憶合金ワイヤーの導入により、
術者の技能レベルを問わなくなりつつあると
話していたを覚えています。

そして現在、このデーモンブラケットの開発により
一気に歯科矯正治療は一般化が可能な環境へ
進んだように感じています。
このブラケットを使用することにより
治療の技能に関しては、
通常の歯科医師としての技量と知識があれば、
マルチブラケットによる矯正治療が
ハイレベルで可能ではないか、
未熟な駆け出し矯正医が
自信を持つためのブラケットではなく、
一般の歯科医院で広く取り入れられることが可能な
マルチブラケット装置ではないかと思います。
ただ、臨床上の診断に関しては
矯正独特の思考と専門的知識、
なおかつ長い臨床経験が必要なので
難しい点もあるかも知れません。
しかしそれは矯正歯科専門医の
適切なアドバイスを受けることにより
容易に克服できるのではないでしょうか、、、
いままで外部に依頼していた矯正治療希望の患者様を
自ら診療を行えば、
より包括的な歯科診療を提供することが可能です。
勿論、ソロバンより治療に少なからず情熱が無いと難しいですが
(今の時代、ソロバン中心なら既に業種転換されていますね、、、)
矯正も症状は様々です。軽度なものは院内で対応し、
重篤なものを歯科大学病院または矯正専門医へ依頼、、、
それでこそ私達矯正専門医の存在意義があるように思います。

技量不足矯正医の為のお助け矯正装置に終わることなく
広く国民の利益に繋がる一般的なブレースへ発展することを期待しています。